自然とゆるってく村人

昆虫やハ虫類、両生類、哺乳類などの生き物の生態や日々の自然観察について投稿していきます。

ヒラヒラと人気の昆虫 蝶②

今回は前回に引き続き、蝶たちをご紹介します。

続きからとなりますので①はこちらからどうぞ

akatsuka117.hatenablog.com


2シジミチョウの仲間

シジミチョウは蝶の仲間でも種類が多い部類に位置します。

小型の蝶の仲間で羽の裏と表で模様が違うこともシジミチョウの特徴です。

とまる時は羽を閉じて止まります

 

ヤマトシジミ

灰色っぽい色に黒い斑紋がある羽を持ちます。

非常に頻繁に見かけ、都心の路上や公園でもみることができます。

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カタバミがある程度あれば見られる種類です。

花の蜜を主に吸います。

幼虫の食草はカタバミです。

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ベニシジミ

灰色に黒い斑紋の羽とオレンジ色に黒い斑紋の羽を持ちます。

ヤマトシジミのオレンジが強い感じのイメージです。

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主に花の蜜を吸います。

こちらもよく見かけます。

幼虫の食草はタデ科類です。

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3シロチョウの仲間

中型の蝶の仲間です。

白や黄色をベースとした羽を持ちます。

羽を閉じて止まり、花の蜜や、地面の水分を吸います


・モンシロチョウ

白の羽に黒い斑紋が2つあります。

羽の先は灰色っぽいことも特徴です。

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自然の多い場所から都心まで見ることができる身近な蝶です。

幼虫の食草はアブラナです。

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モンキチョウ

黄色い羽に白っぽい斑点が特徴です。

メスには白っぽいタイプもいます

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モンシロチョウの並んで知名度も高く、こちらも自然の多い場所から都心まで幅広く生息しています。

幼虫の食草はシロツメクサなどです。

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4アゲハチョウの仲間

大型の蝶達です。

羽はいろいろな色があり、先が尖った尾状突起を持つことも特徴です。

花の蜜や地面の水たまり、潮溜りなどを吸っています。

幼虫は臭角というものを持っているのが特徴です。

刺激を受けると鼻がツンとする臭いを出します。

捕まえると臭かったりするのはこれのせいです。


ジャコウアゲハ

全身が黒く、ビロードのような光沢があります。

オレンジや赤っぽい模様があります。

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ゆっくりと河原や山道などを飛びます。

食草さえあれば畑などでも見かけます。

ジャコウアゲハ幼虫時代に毒のある葉を食べるため成虫も体内に毒素を蓄積しています。

この毒により外敵から身を守ります

食草はウマノスズクサです。

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・カラスアゲハ

黒い羽にオスは鮮やかな青っぽいビロード上の模様、メスは赤い斑紋といった特徴の蝶です。

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自然の多い場所でよく見られますが、食草があれば市街地でも見かけます。

幼虫の食草はミカン類です。

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ナミアゲハ

単にアゲハやアゲハチョウとも呼ばれています。

ザ・アゲハといった感じで、羽は黒地に白い模様、オレンジや水色の斑紋が特徴です。

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この後ご紹介するキアゲハとも似ていますが、ナミアゲハは全体的に黒が多く、色も白っぽいです

都心や小学校などでも見かけることが多いです。

幼虫の食草はミカン類です。

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・キアゲハ

こちらもアゲハチョウらしい見た目をしています。

ナミアゲハのような見た目をしていますがこちらは名前の通り黄色っぽいことや模様の黒い線が細いことが特徴です。

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畑や公園なとでもよく見かけます。

幼虫の食草はセリ類です。

ここもナミアゲハと違いますよね。

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・アオスジアゲハ

黒地に青い筋のような模様が特徴です。

比較的見かけることの多い種です。

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その綺麗さから人気も高いです。

幼虫の食草はクスノキです。

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ギフチョウ

地区によっては天然記念物や絶滅危惧種に指定されているため知っている方も多いのではないでしょうか?

羽は黄色と黒のしましま模様のようになっていて、お尻の方の羽に赤やオレンジっぽい斑紋があります。

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日本の固有種で森林に生息しています。

そのため市街地や普通の公園などで見かけることはほとんどありません。

幼虫の食草はミヤコアオイやヒメカンアオイです。

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5セセリチョウの仲間

蝶と言うより蛾に近い形をしています。

胴体は太く短く、大きい頭と小さな羽が特徴です。

基本的に小型種になります。

夜にも朝にも見かけることがあります。

蝶のようにヒラヒラと空中を飛ばず、蛾のように飛んだりします


・ミヤマセセリ

茶色の羽に黄色っぽい斑紋があります。

雑木林や里山などでよく見られます。

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花の蜜や糞、水たまり、死骸などを吸います。

幼虫の食草はクヌギやコナラ、ミズナラなどです。

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●最後に

蝶といっても蛾のようなものや小型のもの、大型のものなど様々な種類がいます。

人気で知名度の高いアゲハチョウの仲間からあまり知られていないセセリチョウまで知名度もバラバラです。

是非飛んでいる蝶などを見かけたら何の仲間かよく観察してみると面白いですよ!