自然とゆるってく村人

昆虫やハ虫類、両生類、哺乳類などの生き物の生態や日々の自然観察について投稿していきます。

水辺で見かけるトンボたち②

前回はトンボの生態をご紹介させていただきました。

今回は見かけるトンボたちをいくつかご紹介していきます。


・オニヤンマ

言わずと知れた代表種です。

日本最大のトンボで、緑色の目と黒の体色に黄色のシマ模様が特徴です。

両眼が中央付近で繋がっていることも判別する時に見るポイントです。

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自然豊かな小川周辺で見かけます。

平地から山間部まで生息することができれば見かけることができます。

大きい池や湖ではあまり見かけることはありません。

産卵は水中の泥に行います。

ヤゴは大型です。

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・ウチワヤンマ

型のトンボ黄緑っぽい目、黒の体色に黄色のシマ模様、おしりにうちわのような突起が特徴です。

オニヤンマとは違い両眼はしっかり離れています

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池や湖に生息していて、都心の公園でも見かけることができます。

ある程度飛んだら止まって休む行動を繰り返します

産卵は池などの浮遊物に行います。

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・ギンヤンマ

この種も比較的有名なトンボです。

中型から大型のトンボで、目や頭部、胸部が黄緑色で、腹部が水色なのが特徴です。

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流れの緩やかな小川や田んぼ、池などの止水に生息しています。

産卵は水草に行います。f:id:akatsuka117:20200811061447j:plain


アキアカネ

赤トンボとも呼ばれて馴染みのあるトンボです。

中型のトンボ赤い腹部と黒と黄色の胸部が特徴のトンボです。

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平野部の田んぼや河原、池などに生息しています。

真夏になると山間部など本来の生息地から少し標高の高い場所へ移動を行います。

少し気温が下がるとまた本来の場所へ戻ってきます

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産卵は水面を叩くように行います。


ショウジョウトンボ

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中型のずんぐりとした胴体、オス真っ赤な色をしたトンボです。

メスは褐色をしています。

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流れの緩やかな小川や池などの止水に生息していて都市部の公園などでも見かける身近なトンボです。


産卵は水草に行います。


シオカラトンボ

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この種も馴染み深いトンボです。

中型のトンボ青い目に、水色の体、お腹の先が黒くなっているのが特徴です。

平野部に多く、小川や田んぼ、河原など幅広く生息しています。

都市部でもよく見かけるトンボです。


オスはメスが産卵するときに近くで見守り、警護する行動をとります。

産卵は水面に行います。

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シオカラトンボのメス

時には車のボンネットに産卵をしようとしているところを見かけることもあります。

これは平で光を反射するものであるからと考えられています。


・チョウトンボ

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とても綺麗なトンボです。

中型のトンボで短い腹部に青紫色の羽が特徴です。

太陽の光を反射してキラキラと輝く羽を持っています。

名前からもわかるようにチョウのようにヒラヒラと飛びます

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池や沼などの止水域に多く生息しています。

近年では都市部ではあまり見かけることがなく、自然が多い場所で見かけます。

レッドリストに登録もされている数が減ってきているトンボです。


産卵は水面を叩くように行います。


・ハグロトンボ

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カワトンボの仲間です。

中型で細長い腹部に細く真っ黒な羽が特徴です。

飛ぶときはヒラヒラと舞うように飛び、止まる時も蝶のように羽を閉じて止まります

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流れの緩やかな小川や清流に生息しています。

生息環境の減少から数を減らしているトンボで地区によってはレッドリストに指定されています。

産卵は水草に行います。


・オオイトトンボ

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イトトンボの仲間です。

小型のトンボで緑と黒の目に、水色と黒の体が特徴のトンボです。

胸部は水色主体、腹部は黒を主体の体色をしています。

頭部の目の後ろに目と目を繋いだような水色の模様があることがポイントです。

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平地の水草の多い小川や田んぼ、池などに生息しています。

都市部の公園などでも見かけることが出来ます。

産卵は水草に行いますが頻繁に潜水して産卵も行います

 

 

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最後に

似たようなトンボでも実は違ったり、産卵方法がバラバラだったりと種によって面白い生態を持っていますよね。

生息地の減少で少なくなっているトンボも少なくありません。

ちなみに私は成体よりも幼体のヤゴの方がなんとなく好きです。