自然とゆるってく村人

昆虫やハ虫類、両生類、哺乳類などの生き物の生態や日々の自然観察について投稿していきます。

水辺で見かけるトンボたち①

小さい頃にトンボを追いかけて網を振った経験がある方も多いと思います。

今回はそんなトンボをご紹介します。


トンボの生態

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トンボは細長い体に大きな目、4枚の羽が特徴の昆虫です。

この大きな目は270°の視野があると言われています。

羽も1枚かけてしまって3枚になっても飛べ、飛行能力がとても高いです。

羽の表面にはよく見ると凸凹があるため、これによりよく飛ぶことができます。

また、飛行速度も速く、時にはその場に停滞した飛行ホバリングも行います。

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ほとんどの種類のオスが縄張りを持っていて他のオスが入ってくると攻撃をします。

足は獲物を捕らえたり、何かに捕まったりする時に使用します。

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止まるときは、羽を広げて止まるヤンマ類や赤トンボの仲間たちや、羽を閉じて止まるイトトンボの仲間など種類により止まり方も違います。

種類が多く大きさも大きいものから小さなものまで幅広くいます。

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イトトンボの仲間

 

トンボの幼虫はヤゴといいます。

学校のプール掃除などでもよく見かける有名な昆虫です。

ほとんどが黒や褐色をしていて、足が長いです。

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お腹の先に呼吸官のようなものを持っていてそれにより呼吸をします。

ヤゴは素早く移動することもでき、そのときは腹部から水を噴射して移動します。

ヤゴから成虫になるときは水辺の草や木の枝などに登り、夜間や早朝に羽化を行います。

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食性は幼虫、成虫共に肉食で、幼虫はボウフラやオタマジャクシ、小魚などを捕らえて食べます。

時には共食いも行います。

成虫はチョウやガ、ハエなどを空中で捕らえ、発達した大顎で食します。


トンボは種類によって産卵の仕方もバラバラです。

  • 卵を産み落とす
  • 飛びながら泥の中に卵を産む
  • 水面に産む
  • 水草に産む
  • 潜水して産む

など特徴的でなかなか面白い産卵を行う昆虫の一種です。

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トンボには水辺環境は欠かせません

産卵時やヤゴの時など水辺が必要になります。

そのため水辺がある里山や田んぼ、公園、河原などに生息をしています。

縄張りを持つことや飛翔能力が高いことからも分かるようにトンボの生息には水辺だけでなくある程度の広さも必要になってきます。

近年ではそんな環境も減りつつあるためトンボも姿を減らしていってしまっています。

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トンボを採集するなら虫網が欠かせません。

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 トンボの生態や種類についてまとめた本です。

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最後に

トンボは身近な昆虫の一種です。

私もよく網を振り回していました。

ちなみにトンボの前で指をくるくる回すと捕まえやすいというのはトンボが目を回してるのではなくて餌と勘違いして意識がそっちにいくことや、種によっては外敵と勘違いしてじっとする習性があるため捕まえやすいそうです!