自然とゆるってく村人

昆虫やハ虫類、両生類、哺乳類などの生き物の生態や日々の自然観察について投稿していきます。

オトシブミのゆりかご

オトシブミという変わったゆりかごを作る昆虫をご存知でしょうか?

今回はオトシブミを紹介していきます。

 

オトシブミの生態

オトシブミは甲虫の一種です。

小さめの昆虫で体は硬く、見た目はゾウムシのような形をしています。首が長いイメージを持ちます。

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引用:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:P7205398%E3%83%92%E3%82%B2%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%AA%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%9F.jpg

 

幼虫、成虫ともに葉を食べます。

名前の由来は落として渡す手紙「落とし文」からきていると言われています。

 

オトシブミのゆりかごとは?

オトシブミのゆりかごは別名揺籃(ようらん)と言われています。

 

オトシブミは葉を丸めてその中に卵を一つ産みます。

皆さんも山道などでみたことがあるのではないでしょうか?

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引用:https://it.m.wikipedia.org/wiki/File:Cradle_of_Attelabidae_03.jpg

 

雌のオトシブミは初夏頃に自分の食草の葉でゆりかごをつくります。

葉を折ったり、巻いたりと工夫しています。

その後自然に落とすようなものにしたり、自ら地面にゆりかごを落としたりと種によりそれぞれです。

卵から孵った幼虫はそのゆりかごの葉を食べて成長します。

 

ちなみに雌が揺籃を作っているとき雄は近くで見守ったり背中に乗ったりして他のオスが来ないように警戒しています。しっかりしてますよね。

 

オススメの本

 オトシブミ専門の図鑑です。

 揺籃を作る種類と作らない種類、それぞれの特徴など詳しく解説されていて、ハンドブックサイズで野外でも使いやすくオススメです。

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 よく見かける種類や聞いたことがある種類などが記載されていて、とても使いやすいですよ。

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最後に

なんとも面白い生態を持った昆虫です。公園や山道などで見かけたら是非そっと手に載せて観察してみると面白いですよ!