自然とゆるってく村人

昆虫やハ虫類、両生類、哺乳類などの生き物の生態や日々の自然観察について投稿していきます。

ホタルの暮らし

光って綺麗で有名なホタル。

今回はそんなホタルを簡単にご紹介します。

 

ホタルの生態

ホタルは甲虫に分類されます。

わりと小さな昆虫で細長く平たいイメージです。

甲虫にしては柔らかめです。

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成虫でいる期間は2週間ほどと短い昆虫です。

幼虫時代は種類により過ごす場所が違い、陸生や水性がいます

幼虫の食性は肉食で、陸生の幼虫はカタツムリやミミズなどを食べ、水性の幼虫カワニナやタニシを食べます。

成虫は食事をすることがなく、水分と幼虫時代の栄養で生きています。


ホタルの光

ホタルにはお尻が光る種と光らない種がいます。

光るホタルは大体が夜行性です。

また卵や幼虫が光ることでも知られています。

成虫だけでなく幼虫も光るのは凄いですよね。

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光を使い雄は雌を呼び寄せます

種類により光るリズムや飛び方が違うのでなかなか面白いものです。

 

ホタルの保護

ホタルは数が減ってきている昆虫でもあります。

人気も高い昆虫なため保護活動などが行われている場面をよく見かけます

 

ホタルは人間による乱獲、水質の悪化、護岸のコンクリート化、コイなどの餌の競合相手の放流により減ってしまいました。

ホタルを乱獲せずに見守り、生息環境を破壊しないもしくは改善する、コイなどを放流しないなどを気をつけてまた身近に見られる存在になってほしいものですよね。

 

ホタルの種類

簡単にホタルの種類をご紹介します。


ゲンジボタル

ホタルの代表種です。

大型で黒い体に、赤ピンクの前胸部を持ちます。

赤ピンクの全胸部に黒い十字模様があることが特徴です。

夜行性で綺麗かつ流れの緩やかな川に生息しています。

幼虫はイモムシのような形をしていてカワニナを餌としています。

羽化するとき幼虫は土に潜り蛹になります。そこから成虫に羽化します。

成虫は水分以外は摂取しません。

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ヘイケボタル

ゲンジボタルより小さく、黒い体に赤ピンクの前胸部を持ちます。

ヘイケボタルは前胸部の模様が十字にならず黒い一本の筋なのでそこでゲンジボタルと見分けられます。

夜行性です。

ゲンジボタルに比べ汚れた川やコンクリートの溝などでも生息していて、生息域がゲンジボタルよりも広いです

幼虫の食性はモノアラガイやタニシでこちらも成虫は食事はしません。

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オススメの本

 ホタルについて詳しく解説している本です。

ホタルがなぜ光るのか、どうやって光るのかについて解説しており、さらには飛べないホタルや光らないホタルなどいろんな不思議について知れるオススメの本です。

ホタルの不思議な世界 [ サラ・ルイス ]

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 甲虫全般についての図鑑です。

ホタルに近い仲間たちや光るホタルと光らないホタルをくらべて見ることができます。

他の甲虫も詳しく書かれているのでオススメですよ。

くらべてわかる甲虫 1062種 / 山と溪谷社 【本】

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最後に

成虫で光る蛍が有名ですが、幼虫がイモムシみたいなことや、光らない蛍がいることもなかなか面白いですよね。

光って飛んでる姿はやはり綺麗なものなのでじっくり癒されてみてはいかがでしょうか?